岡山市の「米粉」食品。モチモチ食感の魅惑の世界

岡山市の「米粉」食品。モチモチ食感の魅惑の世界
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国内で自給できる数少ない穀物である米。輸入小麦の価格高騰や地産地消の観点から米粉を使った食品が今、注目されています。米粉の魅力はなんといっても、しっとり、モチモチとした食感。スイーツなどに使うと相性が良く、また腹持ちが良いのも特徴の一つ。今回は、岡山市内で味わえる国産米粉を使ったパンやスイーツ、麺などを取り扱う店5件を紹介します(記事中の価格は変更することもありますのでご了承ください)。

掲載日:2022年11月01日 最終更新日:2022/11/07

ライター:okayama_staff

メロン果汁入りの米粉のメロンパン
JA岡山パン工房

米農家の主婦らが運営する足守の「JA岡山パン工房」では、岡山県産「ヒノヒカリ」の米粉80%と小麦グルテン20%を使用した菓子パンやフランスパンなど米粉パンが並びます。看板商品は、足守の特産である足守メロンの果汁をクッキー生地に贅沢に練りこんだ「足守メロンパン」(200円)。

サクサクのクッキー生地とは対照的に、中はしっとり、モッチリとした食感。噛みしめるほどに、米ならではの甘みや味わいが感じられます。予約制で米粉100%の食パン(600円)もあります。

独自開発したグルテンフリー麺のフォーが人気
Menya Pho(メンヤフォー)

独自開発で製麺したグルテンフリーの米粉麺料理が食べられる店。人気メニューは、ベトナム料理の「フォーガー(鶏のスープ仕立ての麺料理)」と「サラダフォー」。
自慢の麺は、岡山県産登録米の高アミロース米「桃太郎の吉備米」を100%使用。その米から作った米粉と水のみで製麺し、ツルツルとした食感とコシを実現しています。

看板メニューの「フォーガー」は、県産パクチーや青パパイヤ、バジル、もやし、紫蘇、赤玉ねぎなどの香草や野菜がたっぷり入ってヘルシーな一品。鶏スープと麺がよく絡み、相性バッチリです。その他、米粉の麺を使ったラーメンや冷麺、玄米麺なども。料金は全て720円。営業は火、木、土曜日の11時30分〜14時のみ。

24時間、自動販売機で買える米粉スイーツ
米粉Sweets「くぉ〜れ」

庭瀬にあるのは、国産米粉100%を使用したスイーツの自動販売機です。店主手作りの米粉のシフォンケーキやマフィンを食べたい時に24時間いつでも購入することができます。実際に購入してみたのは、「米粉シフォンケーキ・プレーン味」(200円)と「米粉生クリームロール・紅茶味」(290円)、「米粉とっときマフィン マンゴー味」(130円)の3種類。

どの商品も米粉、きび砂糖、卵などシンプルな食材を使用。特に、シフォンケーキはしっとり、フワフワの食感で、リピートしたくなる美味しさでした。内容は随時変更(Twitter、Instagramをチェック)するので、お気に入りを見つけてみて。

国産米粉100%使用の手焼きドーナツ
いなほやファクトリー

「いなほやファクトリー」は、国産米粉100%を使用した手焼きドーナツ専門店です。グルテンフリーなので小麦アレルギーの人も安心して食べられ、また、油で揚げない手焼きなので低カロリー。フレーバーは「チョコナッツ」、「つぶつぶイチゴ」、「ショコラ」など。秋限定で「塩キャラメルナッツ」も登場(全て238円)。材料には食物繊維が豊富な大和芋、こだわりの元気卵などを使用し、もちもち、フワフワの食感を実現しています。温めて食べるとさらに美味しくなります。
店舗での販売は日時限定。岡山高島屋銘菓百選コーナー、岡山空港内岡山特産館桃太郎、山陽自動車道吉備サービスエリア、日本のご馳走えん新丸ビル店(東京)、いまほやファクトリーオンラインショップ(yahooショッピング)で購入できます。
(写真提供:いなほやファクトリー)

自然の中で食べる、カリカリモチモチの米粉ピザ
D-CAFE

岡山の洋蘭とぶどう農園「スコレー」に併設するカフェ「D-CAFE(ディーカフェ)」では、岡山県産米粉を使ったピザやシフォンケーキが味わえます。
季節ごとの地元野菜やベーコンを使った「気まぐれピザ」(913円)は、吉備中央町産の米粉6割と強力粉4割を使ったピザ台が特徴。生地の外側はカリカリ、中はモチモチになるように配分を考えたそう。素材の味を生かして、味付けは塩コショウと北海道産チーズのみ。サラダとジュース付きは1080円〜。収穫時期が合えば、農園で採れたぶどうやドラゴンフルーツのフレッシュジュースも楽しめます。

岡山市公式観光情報 OKAYAMA KANKO.net