美しい紅葉に逢いに行こう〜岡山の紅葉名所6選【2023】

美しい紅葉に逢いに行こう〜岡山の紅葉名所6選【2023】
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2023年も秋本番。岡山市内の人気紅葉スポットから、知る人ぞ知る穴場スポットまで、厳選してご紹介します。2023年の岡山市の紅葉の見頃予想は、11月中旬~12月上旬の見込みです。

掲載日:2023年10月24日

ライター:okayama_staff

豊臣秀吉の正室ねね様ゆかり「近水園」

旧足守藩の大名庭園で、今は一般に無料で開放されています。初代藩主は北政所ねねのお兄さん。こじんまりとした庭園で、例年11月上旬頃から色付き始めたモミジやカエデが11月中旬頃に見頃を迎えます。庭園に植えられた木々と数寄屋造りの建物、池に映る紅葉の美しさはため息もの。

池に映り込む紅葉とともに愛でたい「吟風閣」の和の様式美。6代目藩主が幕府御用として京都御所を普請した時に、その残った資材を持ち帰って建築したものなのだそう。事前に申し込むと、部屋を利用することもできます。

フォトジェニックな「たけべメタセコイア並木」

岡山県民にもほとんど知られていませんが、たけべの森ゴルフ倶楽部(岡山市北区)に向かう道路にメタセコイア並木があるんです。道路の両側にメタセコイアが立ち並び、とても綺麗で心が洗われるよう。駐車場やライトアップなどはありませんが、喧騒な観光地を離れ、静かに紅葉を愛でたい方におすすめです。マナーを守ってお楽しみください。
(紅葉の写真を持っておらず緑の葉でごめんなさい・・・今年こそはステキな紅葉の写真を撮りに行きます!)

メタセコイア並木へアクセスするには、JR津山線建部駅から「たけべの森ゴルフ倶楽部」を目指し、線路沿いを南へ700メートルくらい歩きます。たけべサイクリングマップにもメタセコイア並木が掲載されています。こちらのマップと無料レンタサイクルを利用して、たけべのおすすめスポットをサイクリングで巡ってみるのもおすすめ。無料レンタサイクルは令和5年5月1日~12月28日です。

見ざる、聞かざる、言わざる。閑静な場所にある「三谷公園金剛童子」

岡山市東区にある「三谷公園(みたにこうえん)」は実は桜や紅葉の名所。公園の入り口に「金剛童子(こんごうどうし)」という神社があります。

お猿さんを神の使いとしていることから、赤や白の布で作った「くくり猿」を奉納したり、「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿の像が祀られています。

三谷公園と金剛童子境内では、毎年11月中旬にもみじフェスタ(もみじまつり)が開催されます。キリンビール岡山工場から無料のシャトルバスが運行するので、工場の駐車場を使うことができます。公園の周辺はハイキングコースとして散策出来ます。

王道パワースポット「吉備津神社」

国宝である本殿の前には立派な黄金色のイチョウの木が。落ち葉がまるでじゅうたんのようで綺麗です。本殿から360mも続いている廻廊も紅葉の風景と合わさって見事なもの。近年ではSNS映えする写真スポットとして人気が出ています。

桃太郎伝説ゆかりの神社と言われる吉備津神社。山一帯が神体山として崇拝されていて、とてもエネルギーをもらえますよ。あちこちで記念撮影している七五三詣のかわいらしい姿も心を和ませます。

近場で手軽にお散歩がてら紅葉狩り「岡山大学」

遠出は…という方も、気軽に美しいイチョウ並木が見られます。映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」のロケ地でもある津島キャンパスの周辺や構内は、学生だけでなく、近所の親子やおじいさんおばあさんも散歩していて、誰でも楽しむことができます。

紅葉の季節になると、正門まで続くイチョウ並木が黄金に輝き、見惚れてしまうほどの美しさに。見慣れた街並みやキャンパス構内が黄色く染まる風景は、ロマンティックな気分が味わえてデートにもぴったり。美しいイチョウ並木を満喫しに出かけましょう。

神秘的な雰囲気に身が引きしまる「曹源寺」

住職が世界中で教えを説いたことから、修行僧の多くが外国人ということで有名な曹源寺。岡山市中区にある岡山藩主池田家の菩提寺です。総門から三門、本堂までは一直線。参道は松に囲まれていて、厳かでピンと張り詰めたような神聖な空気がながれます。

曹源寺の紅葉は、その美しさとともに、寺院の歴史や文化を感じることができる貴重な体験となります。こちらの本堂では毎週日曜日朝8時から、予約、参加費不要で「日曜座禅会」も開催されていますので参加してみては。きっと心に残る風景となることでしょう。

紅葉鑑賞はドライブや観光に欠かせないまさに秋の風物詩。赤色や黄色に色づく美しい光景は感動ものです。今年もすてきな紅葉との出逢いがありますように!
<注意事項> もみじまつりやライトアップなどのイベントが変更・中止される場合があります。お出かけの際は、事前に公式サイト等で必ず最新の情報をご確認ください。

岡山市公式観光情報 OKAYAMA KANKO.net