辰年にこそ行くべし。神秘的スポット龍泉寺

辰年にこそ行くべし。神秘的スポット龍泉寺
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自然 歴史・文化 風景 癒し

2024年は辰(龍)年。古来中国から龍は「聖なる生き物」として権力、隆盛、幸運などの象徴とされてきました。十二支の中では唯一空想上の動物であり、願いを叶え物事を好転させてくれる縁起のいい干支と言われています。
今年は辰年ということで、そんな力強いイメージのある龍からパワーをもらいたい!と思う方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。ということで今回は龍にちなんだ神秘的スポット、「龍泉寺」についてお届けしていきます。

掲載日:2024年03月26日

ライター:観光ライター 太田

龍泉寺

岡山市の北西部に位置する足守地区にある龍泉寺。奈良時代にこの地で山岳修行していた報恩大師が創建したと伝えられています。
龍神を雨乞いの神・水の神として信仰し、お稲荷さんを農耕の神・豊作の神として信仰していたとされており、随所にその名残を感じることができます。
最上位経王大菩薩、八大龍王、鬼子母神、三面大黒天をおまつりしているお寺です。

龍泉寺の施設は江戸時代末期以降のものだそう。山の中にあるお寺ということで、傾斜地を巧みに利用し石垣を組み上げ建造されています。

中でも拝殿の釉薬瓦の鬼瓦・棟飾り瓦はとてもめずらしく東京のテレビ局も取材に来るほど。
立派な龍が対になっているのがわかりますか。実際に見てみると迫力を感じます。

迫力に圧巻!
龍王の滝

龍の口から勢いよく出た水のしぶきと滝の打ち付ける音に圧巻!静かな境内に響き渡り、参拝者が心を落ち着かせるのにも一役かっています。この滝は、おまつりしている最上様、八大龍王にあやかって「最上の滝」または「龍王の滝」と呼ばれており、まるで滝が龍の力強さや神秘性を象徴しているかのよう。周辺には緑豊かな木々や岩があり、自然の息吹を感じることができます。

毎年7月の第4日曜日には「お滝祭り」が行われます。お滝まつりは明治初年頃から始められ約150年の歴史を持つ夏季大祭で、全国各地からたくさんの方が参加されます。またお神輿の滝入りのシーンを撮影するために多数のカメラ愛好家も集まるそうですよ。
※写真は以前のお滝祭りの様子

ほっこり十二支に
こころ和む

おもしろい景色を発見!拝殿のそばにある日護聖人石像の周りを、十二支をかたどった石像がぐるっと囲んでいるではありませんか。
キャラクターのようなやわらかなタッチが愛らしくて、その表情にこころが和みます。
龍泉寺は明治初期に中興開山の祖である承進院日護聖人により明治初期に再興され、その承進院日護聖人が2022年に生誕200年を迎えたのを記念して2014年から年に1、2体ずつ設置されたそうです。
干支にはそれぞれ「縁結び」や「子孫繁栄」などのご利益があるとされています。
 
 

絶景
池に浮かぶ鳥居

龍泉寺の龍王池は、その名前からもわかるように水をつかさどる神様、八大龍王のご神体としてまつられています。龍泉寺は龍王池を中心として築かれており、この龍王池は寺の特徴の一つです。
ここは空と木々の緑と赤い鳥居のコントラストが美しい絶景スポット。水鏡に映る景色もすてきです。赤い鳥居の向こうには、八大龍王をまつる巨大な自然石「八大龍王大宝塔」があります 。

毎年4月の第3日曜日には八大龍王大宝塔の前で、「八大龍王祭」の祭事が行われます。生命の源泉である水をつかさどる神様である八大龍王は「雨乞いの神様」として、信仰されています。
今年は4月21日(日)に開催される八大龍王祭。たくさんの方が来られることが予想されており、日除け対策のテントやベンチも設置予定とのことです。
※写真は以前の八大龍王祭の様子

龍泉寺の自然

龍泉寺は、お寺としての役割だけでは留まりません。実は岡山県立自然公園に指定されており、広大な敷地では四季を通じて現在ではめずらしくなった草花や多くのトンボを見ることができます。また「龍泉寺の自然を守る会」が2009年から湿地の保全活動を行っており、そのおかげで龍泉寺周辺の自然が維持管理されています。
4月のコバノミツバツツジ、5月のトキソウ、6月のノハナショウブ、8月のサギソウ、11月のモミジ…四季を通じて里山の自然を楽しめます。

龍泉寺を代表する植物のひとつであるモミジは、苗木から30年以上かけて植栽したものなんだそう。広大な敷地にモミジが点在しているのが特徴です。モミジを見ながら里山をウォーキングなんてのもありだなと思います。
残念ながら今の時期はまだちょっと早かったですが、新緑の季節には青々と茂り、紅葉の時期には真っ赤に色づいた紅葉のトンネルが見られます。
(ここは成人式などの前撮りで選ばれる隠れた人気スポットだそうですよ)

まだまだ見つかる
感動と発見

今回紹介したエリアのほかにも、まだまだ見どころ満載の龍泉寺。
これから気候も良くなり、たくさんの植物やかわいい鳥さんたちに出会えることでしょう。
龍の力を全身に感じて、パワーチャージしてみてはいかがでしょうか。


住所/ 岡山市北区下足守900
電話番号/086-295-0130
駐車場/あり

岡山市公式観光情報 OKAYAMA KANKO.net