清心町交差点から国体メイン会場までの国道53号線「国体筋」 | 【公式】岡山市の観光情報サイト OKAYAMA KANKO .net

清心町交差点から国体メイン会場までの国道53号線「国体筋」

清心町交差点から国体メイン会場までの国道53号線「国体筋」
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「国体筋」は清心町交差点から、岡大入口交差点までの約1.2kmにわたる国道53号線の愛称です。第60回岡山国体開催の年に行われた岡山市第3回道路愛称募集において「国体筋」と命名されました。愛称命名以前は、岡山駅西口から岡山県総合グラウンドまでの区間は「国体道路」と呼ばれていました。岡山国体は、第17回(1962年:昭和37年)、第60回(2005年:平成17年)に行われています。当時の岡山国体に思いを馳せメイン会場となった岡山県総合グラウンドや周辺のお店をご紹介します。

掲載日:2024年05月10日 最終更新日:2024/05/09

ライター:観光ライター 梅緒

国体筋 岡山国体と関わりのある通り

清心町跨道橋(こどうきょう)からみた国体筋。国体筋沿いにはOSKスポーツクラブ、岡山フェアレーン(ボーリング場)、岡山済生会総合病院、リーセントカルチャーホテルなどの沿道施設があり、岡山空港や山陽自動車道岡山ICと岡山市街を結ぶメインルートの一つです。岡山大学、岡山商科大学付属高等学校、岡山県総合グラウンドへの交通手段として自転車を利用する方が多い地域です。自転車モデル事業として、歩道をひろげて自転車道と歩道の分離がされています。

岡山駅西口から歩いて20分ほどで岡山県総合グラウンドが見えてきます。岡山県総合グラウンドは国体のメイン会場になり、岡山県チームは、第17回大会は総合2位、第60回は総合優勝という輝かしい成績をおさめています。2度の岡山国体を経て進化をとげた陸上競技場、洗練された外観と機能的な体育館、整備され季節の花々が楽しめる園内。陸上競技場や、体育館、野球場、テニスコート、プール、弓道場、武道館など運動設備を備えています。都市公園である岡山総合グランドは、緑にあふれており園内の散策はとても気持ちがよいですよ。






岡山県総合グラウンド 岡山市民の憩いの場所

ジップアリーナ岡山は岡山県総合グラウンドにある体育館です。エントランスは大きなガラスの開放的な設計でメインアリーナとサブアリーナがあり、さまざまなスポーツ大会や、展示会、コンサートなどの催し物に利用されています。

シティライトスタジアムも同じく岡山総合グラウンドにある陸上競技業です。のびやかで美しい曲線のデザインは中国山地、岡山平野、瀬戸内海の連続した地形を表現しています。サッカーチーム「ファジアーノ岡山FC」のホームスタジアムです。試合の日はチームカラー「ファジアーノレッド」のユニフォームを身にまとったファンで賑わい、シティライトスタジアム周辺がファジアーノ色に染まります。

キムラヤのパン 岡山で愛され続けるパン

「キムラヤのパン」は(1919年:大正8年)創業のパン屋さんです。創業者、梶谷忠二さんが銀座木村屋で修行したのち岡山に最初の店舗を開きました。岡山を代表するご当地パン屋さんのひとつで、子どものころから親しんできた方は多いでしょう。大人気の「バナナクリームロール」と「チョコレートロール」、両方のおいしいとこどり「バナチョコロール」。酒種風味でやさしい甘さ「スネーキ」、てっぺんにちょこっとあしらわれた桜の塩漬けがあんにベストマッチ「桜あんぱん」。岡山っ子のソウルフード「キムラヤのパン」を召し上がってみて下さいね。


「ハイスクールベーカリー店・キムラヤのパン&キムラヤサンドイッチカフェ」はジップアリーナと国体筋をはさんですぐのところにあります。「キムラヤのパン」は岡山県内に37店舗ほどあり、カフェ併設は7店舗。ハイスクールベーカリー店もそのひとつです。店内には32席のカフェコーナーがあり、ワンコインで利用できるモーニングやランチ、お好きなパンとドリンクを注文しカフェを利用することもできますよ。学生さん、ご家族連れ、ご近所の方がよく利用されるそうです。パンにソフトクリームがのっているパンDEソフトは美味しいパンとアイスが同時に楽しめ、これからの季節にうれしいですね。岡山県総合グラウンドで遊んだ帰りに、キムラヤサンドイッチカフェで美味しいパンはいかがですか。

キューティパイカフェ 朝ドラロケ地にもなった隠れ家的おしゃれなカフェ

ジップアリーナと野球場の間にある白い美しい洋館「キューティパイカフェ」は100余年の歴史を持ち、登録有形文化財に指定されているカフェです。岡山が舞台の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のロケ地にもなりました。結婚式の披露宴会場としても人気があります。キューティパイカフェで使われている食器、お米、お味噌、お茶など、岡山のものを中心に多く使っています。石川硝子工藝舎のグラスは素朴なあたたかみのあるデザインで、しっくりと手に馴染むここちよさは持つたびに癒されました。お祭り、屋外でのパークシネマなどココロ踊るイベントも多く企画されています。ぜひキューティパイカフェのHPをチェックしてみてくださいね。

キューティパイカフェのお料理は、お野菜が多く使われています。小箱-KOBAKO-はメイン・おかず4種類~温野菜・味噌汁・玄米ご飯と野菜中心のヘルシーなメニューです。春のメニューは、玉ねぎをお肉で巻いて揚げたフライ。玉ねぎの甘味と肉のうまみがぎゅっと詰まっています。旬のお魚、温野菜など手の込んだお料理は目にも身体にも美味しい。焼きカレーも牛すじととろけるチーズが食欲をそそります。素材にこだわった「自家製オリジナルレモネード」、「下山さんちのほうじ茶ラテ」、引両紋「桃や桃太郎ぶどうの紅茶」(HOT)もおいしそうです。館内はゆったりと贅沢な雰囲気。季節のよい時期にはお庭でお食事ができますよ。

パフェ専門店ペルフェット 岡山の果物を使ったパフェに出会えるかも

ジップアリーナから国体筋を横断してすぐのところに「パフェ専門店ペルフェット」があります。小さな看板を見つけるとその2階に小さくてかわいらしいお店がありました。パフェのパーツはほとんどが手作り。常に提供されるパフェは期間限定で1種類です。季節ごとに一番おいしい旬のパフェを味わうことができるでしょう。ていねいに作られたパフェの美しさにはため息が出ます。ペルフェットとはイタリア語で「完璧」という意味。「完璧なパフェをお客様に」パフェ専門店ペルフェットの思いです。

ステンドグラスのランプが優しく輝く落ち着いた店内で、至福のひと時をお過ごしください。これから夏にかけてシャインマスカット、ピオーネ、桃などが旬を迎えます。岡山の果物を使ったパフェを楽しんでくださいね。(写真はシャインマスカットとライチのパフェ)

国体筋周辺には魅力的な都市公園や、素敵なお店がたくさんありました。岡山県総合グラウンドには体育館「ジップアリーナ」、国体のメイン会場となった陸上競技場「シティライトスタジアム」、遊具や芝生広場などもあり新緑が清々しい気持ちのよい場所でした。岡山の魅力が詰まった「キューティパイカフェ」は、美味しい料理と落ち着いた雰囲気でゆったりと過ごせます。かわいらしい小さなお店「パフェ専門店ペルフェット」では洗練されたパフェを味わうことができるでしょう。夏にかけては岡山のぶどうや桃を使ったパフェをご賞味くださいね。「キムラヤのパンハイスクールベーカリー店」のカフェでひと休みしたら、ご当地パンをおみやげにいかがですか。5月の爽やかな風を感じながら、見どころたくさんの国体筋をふらっとお散歩してみてくださいね。

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