「岡山愛」炸裂！　岡山推しグッズやコラボ商品が続々登場

岡山を代表する文具専門店「うさぎや」では、チャーム付きボールペン「大手まんぢゅうユニボールOne」（各330円）が大ヒット（2025年3月1日から各440円に価格を改定）。
大手まんぢゅうとは、甘酒の香りが特徴の薄皮まんじゅうのこと。岡山城の大手門前付近で売り出された180年以上の歴史があります。
チャームは、大手まんぢゅうそのものと、小箱の2種類。岡山県民はもちろん、県外のファンにも刺さり、昨年7月の販売時には、各4000本を即完売する人気ぶりでした。

もう一つ、大手まんぢゅうファンを唸らせたのは、オリジナルインク「備前浪漫」（1100円）です。「大手まんぢゅうのカラーを忠実に再現した自信作です。菓子職人が納得するまでカラーを調合し、時間をかけて完成させました。実際の大手まんぢゅうの色味と比べても、遜色ないカラーに仕上がっています」と、同社ブランドマネジメント部の香西望さんは話します。

企業コラボは、第２弾、第３弾と続いています。
現在まで、「ぶっかけうどん」のふるいち、「藤戸まんぢゅう」の藤戸饅頭、「むらすずめ」の橘香堂、地下足袋メーカーの丸五など９社とのコラボ企画を実現。お隣、福山の企業にも拡大しています。
甘月堂の「いちご大福」や甘党の店やまとの「おはぎ」のラインアップにも地元愛が感じられます。

グッズはチャーム付きボールペンのほか、マスキングテープ、ハンドタオル、フレークシール、ワッペンシールなど多数。どのグッズにしようか、あれこれ悩むのも楽しそうです。
企業コラボグッズは、うさぎや全店（岡山店、岡南店、岡山東店、倉敷店、倉敷西店、福山南店）で販売しています。

岡山が持つポテンシャルを再認識できるご当地カプセルトイにも注目を。
岡山県観光連盟と株式会社ビザビが立ち上げたのは、「おかやま新発見！GACHA」です。中にはクセ強めのアクリルキーホルダー（全７種類・400円）が。コンセプトは、“ひとクセあるけど、愛おしい。地元愛強めなカプセルトイ”。SNSで話題になり、昨年11月の販売開始より約１ヶ月で1300個以上が販売されました。

アクリルキーホルダーは、桃太郎マンホール（岡山市）、猫城主さんじゅーろー（備中松山城）、桃ボート（旭川）、ごんちゃん（津山納涼ごんごまつりのキャラクター）、カキフライソフト（五味の市）、黄ニラ（岡山を代表する農作物）、素隠居（倉敷市・阿智神社の例大祭に登場する面）の７種類。
岡山県観光連盟の黒川健吾さんは「岡山県のエリアとジャンルの両方を考え、定番過ぎないひとクセあるモチーフを選びました。SNSでも好評のようです」と話します。

設置場所の一つ表町商店街の「晴れの国おかやま館」では、取材に訪れたこの日も、買い物客がカプセルトイを回す姿が見られました。
「若い人をターゲットにしていましたが、40〜50代の方々からも好評のようです。年末年始には、岡山への帰省客でしょうか、ガチャを回す人の列ができるほどでした」と、晴れの国おかやま館販売企画主任の飯島智之さんは話します。

「おかやま新発見！GACHA」の設置場所は、表町商店街内「晴れの国おかやま館」のほか、イオンモール岡山２階「ハレマチ特区365」、倉敷美観地区内「くらしき桃子白壁本店」の３カ所です。
一つ一つがかわいいので、全種類集めたくなること間違いなし。
カプセルトイは、小銭が不要なキャッシュレスタイプのみです。

一度聞いたらクセになる岡山弁にフィーチャーしたTシャツ「OKAYAMA ACCENT T-SHIRT（クセT）」が好評発売中。岡山県在住のイラストレーター金安亮さんが描くイラストと岡山弁がかわいいと話題のアイテムです。もっと多くの人に岡山のカルチャーを知ってほしいという想いから生まれたクセTは、岡山県民が日常使いする岡山弁や、言葉の意味とギャップがある岡山弁など、方言の面白さを感じられるものばかり。

新登場のスウェットは、ネイビーの「えれー（疲れた）」、ディープグリーンの「おえん（だめだ）」、ライトベージュの「いぬらー（帰るね）」の３種類（4860円）です。
このほか、ポーチやステッカー、アクリルキーホルダーなどのグッズも。クセT関連グッズの販売は、「晴れの国おかやま館」のほか、JR岡山駅内「おみやげ街道さんすて岡山店」、イオンモール岡山２階「ハレマチ特区365」などで（店舗によって取り扱い内容や販売状況が異なります）。
好きな「岡山愛」グッズを見つけて、岡山愛を深めませんか。