藤井雄唯（ふじいゆうた）～企業の壁に絵を描き、野菜絵の具で子どもたちに絵を教えるイラストレーター～
建物に絵を描く
常住寺（じょうじゅうじ）
岡山市中区門田文化町にあります。常住寺の復興プロジェクトで子ども達と何か作ろう話し合い、2024年の干支、辰の絵を奉納しました。Instagramでも話題になり藤井さんの絵を見に常住寺に足を運ぶ人が増えました。常住寺は普段は誰もいないお寺ですが、毎月6日には護摩供養が行われ、キッチンカ―が登場することもあります。
七曲神社（ななまがりじんじゃ）
岡山市北区御津金川にあります。こちらにも辰の絵を奉納しています。
七曲神社がある御津金川は、命をかけて外交問題、「神戸事件」を解決したラストサムライ瀧善三郎の生誕地です。
瀧善三郎に感銘を受けて作成した、七曲神社と七夕をかけて描かれた瀧善三郎と妻のイラストです。
藤井さんは、小説すばるに掲載されている、瀧善三郎を題材にした「冬の鶯」の挿絵も描いています。
モアナセキュリティーサービス
岡山市北区岡町にある施設警備、保安警備及び交通誘導警備などを行う会社です。
駐車場の壁にペイントしています。
藤井さんもかつて警備の仕事をしていた時期がありました。
藤井雄唯
幼い子ころから絵が得意だった藤井さん。
農業、製造、警備などの仕事をしながら副業でイラストや絵を描き続け、2020年に独立しました。
企業のイメージに合ったイラストを提案し、壁の一部にペイントしています。
イベントではライブペイントパフォーマンスを披露し、イベントを盛り上げています。
安全な野菜絵の具を使ったおえかき教室は小さなお子さんを対象に、ipadお絵描き教室は高校生を中心に描く楽しさを伝えています。
将来何ができるのか、なりたい夢が叶うのか不安に思っている子ども達に、1時間で完結するipadお絵描きで作品を作り上げる達成感を味わって欲しい。少しでも形にすることで自信をもつきっかけを作ってほしい。藤井さんの思いです。
野菜絵の具ワークショップ
小さな子ども達が安全に楽しくお絵描きイベントに参加できないかと考えていた時、廃棄された野菜の有効利用と結びついたといいます。藤井さん自身も農業の経験がありました。野菜絵具を取り扱っている京都にある合同会社lapizprivate（ラピスプライベイト）の野菜絵の具を、イベントなどで使っています。
藤井さんの「おえかきワークショップ」では、野菜絵の具を使って子どもたちがのびのびとお絵描きを楽しんでいます。
野菜絵の具おえかき教室はイベントなどで開催しています。
iPadお絵描き教室
将来、何をしたら良いのかわからない。絵を描くのは好きだけど夢が叶うのかな。そんな子どもたちのお手伝いをしたいと始めたipadお絵描き教室。対象は高校生ですが、静かに座って絵が描けるなら小さなお子さんも参加OKです。大人の方も参加できます。
ipadお絵描き教室はLINE登録後、予約フォームから予約ができます
開催日：水・金曜日(個展やイベントなどで出張中は開催していない期間もあります)
時間：17時、18時、19時、20時～各1時間です。
場所：岡山市北区表町3丁目13-14ビコーズビル2F
岡山を盛り上げる
岡山の魅力的な場所に絵を描いてその絵を見に来てもらいたい。そこから岡山の観光地を増やしていきたい。
お絵描き教室では、ただ絵を描いたり、教えたりするだけではなく絵を描きに来てくれた人の未来が明るく豊かなものになればと活動しています。イラストで岡山を盛り上げ、絵を描く楽しさを伝える藤井さん。機会があれば藤井さんのイラストを見に行ってみてください。
藤井さんのお絵描き教室に参加してみませんか。夢を掴むきっかけになるかもしれませんよ。
