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庭瀬城は戸川逵安(みちやす)により慶長5年(1600年)以降に築城されました。戸川氏は宇喜多氏の配下でしたが、慶応4年の家中騒動により主家から離れ、関ヶ原の戦いで徳川側につき手柄を立て、当領地二万九千二百石を拝領し治める事になりました。その後久世氏、松平氏と代り最後に元禄12年(1793年)から板倉氏が明治維新まで続きました。庭瀬城址内の堀では大賀一郎博士が発見した2000年ハスとも言われている大賀ハスが栽培され毎年見事な花を咲かせています。
大賀一郎博士は、吉備地区で生まれた世界的に有名な植物学者で、庭瀬城址から北へ2キロメートルくらい離れたところには偉業を讃える顕彰碑があります。
- 住所
岡山市北区庭瀬
- アクセス
JR山陽本線、伯備線「庭瀬駅」下車徒歩10分
- ガイド
- 吉備・陵南観光ボランティア 庭瀬かいわい案内人