お気に入りを追加
造山古墳の前方部前面に位置する、墳頂約81m、後円部径約63m、同高さ7.4m以上、前方部長約25mからなる前方後円墳です。通常の前方後円墳に比べ前方部が短いため帆立貝形(ほたてがいがた)古墳とも呼ばれます。
造山古墳群を構成する6基の陪塚の一つで後円部には横穴式石室が2つあります。そのうちの第1石室では石室内の石障(せきしょう・石のついたて)に、直線と円弧からなる特殊な文様「直弧文(ちょっこもん)」が彫刻されていることで有名です。
直弧文が描かれた石障は天草(熊本)から、石室の壁材は香川から運ばれ、石室の形態は北部九州のものと分かっています。このことからも千足古墳に埋葬された人も有力者であったことが推測されます。
千足古墳は埴輪を並べた墳丘へ登ることができ、石室内部を見学できます。
- 住所
岡山市北区新庄下
- 電話番号
- 086-803-1611(岡山市教育委員会文化財課)
- 営業時間
午前10時から午後3時まで
- 定休日
※2024-2025年末年始は開館いたします。
2024年の最終休館日は12月23日㈪
2025年の最初の休館日は1月6日㈪です。
月曜日(祝日の場合は直後の平日)
年末年始- 駐車場
岡山市造山古墳ビジターセンターの駐車場をご利用ください
- アクセス
岡山駅から車で約30分
- ガイド
- 造山古墳蘇生会